次世代型耐火シールを販売開始


次世代型耐火シールを販売開始

トレルボルグ シーリング ソリューションズでは超高温用耐火シールの販売を開始します。このシールは革新的な構造と設計となっているため、航空機製造メーカは低い燃料消費率を実現できることから、より効率的に動作し、よりサステナブルなエンジンの開発が行えるようになります。 

Quinn Collett (トレルボルグシーリングソリューションズ エアロスペース エアフレームシール ゼネラルマネージャー)によると『同じ量の燃料でも、エンジンをより高温で動作させるほど、エンジンの燃料消費をより効率的にできるため、より高い推進力を得ることができます。航空機の設計者は、エンジンを継続的により高温で動作させることを目指しています。最新オプションでは、+600℉ (+315℃)やこれを超える温度下で動作するため、これまでのエンジンよりも大変高い温度となります。』

このような大変過酷な温度条件下で、特殊な耐火シールが乗客の安全確保に貢献しています。耐火シールは飛行機の胴体、パイロン、スラストリザーバーそしてエンジンで使用され、機体のある一部から他の場所へのエアフローを防止するバリアとして通常機能しています。しかしながら、火事につながるインシデント下では予防措置として機能するため大変重要な機能も果たすことになります。耐火シールは火を機体の1ヶ所に抑え込むように機能するため、パイロットが15分以内に機体を安全に着陸させることができます。

Quinn Collettは続けます『これまで、+600℉(+315℃)まで使用可能で、且つお客様の要望を全て満たす高温用耐火シールは存在しませんでした。今回開発した超高温用耐火シールの大きな特長は、特許出願中の設計により、シリコーン固有の特長である温度上昇環境下での応力緩和と圧縮永久歪みの課題を解決している点です:これらは、耐火シールをあらゆる要望に対して機能させる際に起こる不具合の主要原因となっています。』

トレルボルグでは、異なる圧縮荷重における製品性能を確認するため、全てのテストプログラムを実施しました。ヒートソーク処理では、今回開発した超高温用耐火シールはその他の耐火シールよりも優れた性能を発揮しました。全てのケースで、圧縮永久歪み率は目標値の15%以下でした。

トレルボルグ シーリング ソリューションズでは、この製品を製造するため、必要な全てのコンポーネントを統合し、複雑な形状を作成する独自の方法を開発しました。この超高温用耐火シールを使用することで、シール部を熱から保護する必要が無くなり、組み付けを簡単にしながら、更なる軽量化と部品点数の削減が可能となります。

超高温用耐火シールは、お客様からの全ての要求を満たしながら-40℃ / -40℉~+315℃ / +600℉で動作することが証明されています。また、用途に応じ60,000フライトサイクル(離陸、飛行、着陸)で使用できるよう開発されています。この超高温用耐火シールは、”既存シールで高温化の動作に課題がある”というケースだけでなく、”既存シールよりも長寿命化を図りたい”というように、現在の使用している耐火シールでは全ての要望が満たせない場合にも置き換えが可能なシールとなっています。

今回開発した超高温用耐火シールは、ISO 2685:1998航空機−搭載機器の環境条件及び試験手順−特定防火区域内での耐火性とAC20-135パワープラント設置および推進システムコンポーネントの防火試験の方法と基準および基準を満たしたシールとなっています。

 

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